雲居和尚展

雲居和尚展の主な展示品(PDF)

 雲居希膺(うんごきよう)和尚(1582〜1658)は瑞巌寺の99世で、中興開山に位置づけられております。伊予国上三谷(愛媛県伊予市)生れ。父は土佐一条家の重臣でした。中村太平寺に出家、上洛し蟠桃院一宙に嗣法し、伊達政宗の遺言で来松しました。室号把不住軒。俗姓小浜氏。生前に特賜慈光不昧禅師号をおくられ、死後に勅諡大悲円満国師号をおくられています。今年は遷化(せんげ)後349年目を迎え、350年遠諱(おんき)大法要が予定されでおります。

 雲居様は伊達家62万石の第一の帰依僧の位置に有りながら、一年を綿衣で過ごし、儀式以外は裸足、行脚(あんぎや)の折は馬も駕籠(かご)も使用せず、徒歩でありました。78歳の生涯に開創・中興・重興の寺実に173、法嗣(はつす)15名。自身も本山再住に任じ、法孫からも本山住持職を多数輩出いたしました。

 雲居禅師は筆マメ、博学多識の方で、たくさんの墨蹟(ぼくせき)を遺されました。また身の廻りの品も沢山遺されております。右を通じて雲居禅師の人となりに触れ、自己開発の契機となりますれば幸甚(こうじん)に存じます。