企画展 季節の絵画展 〜冬から春へ〜

企画展 季節の絵画展 〜冬から春へ〜

花下宴遊図 遠藤速雄筆

寄漁村之曙 秀山筆

春夏秋冬—四季のうつろう日本の風土に暮らす私たちは、自然から多くの影響を受け、その感性を生活や文化に反映させ、優れた芸術作品を作り上げてきました。

今回は、館蔵の「白鴎楼文庫(はくおうろうぶんこ)(大宮司雅之輔(だいぐうじまさのすけ)翁コレクション)」を中心に、冬から春へと移り変わりゆく季節を彩る作品を展示します。厳しい冬を象徴する雪景山水や、春の訪れを感じさせる花鳥図、又、歴史上の出来事に由来する絵、季節の行事を描いた作品等もあります。

先人たちは、暑い夏や寒い冬をより快適に過ごすため、これら季節感溢れる絵画を掛軸にして床の間に飾ったり、屏風を立てて風をよけ、部屋の仕切りや装飾として用いてきました。

大震災以後、節電を余儀なくされる状況の中、先人たちの工夫と感性に触れて頂き、穏やかに春を迎える一助となれば幸甚です。

雪景山水図 生出大璧筆